移民早々、困難暴々。

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勝手に作ってみました、単語1つ。暴々(「ぼうぼう」と読ませて頂きます)、その文字から推して測るべしです。初めて日本語で書く内容になんてタイトルかと思われるかも知れませんがこれまた事実。包み隠さずお話しましょう。

やって来たのはカナダはケベック州最大の都市、モントリオール。この町に関しての詳しい情報は他にも沢山紹介してくれているサイトがあるのでひとまず割愛するとして(私自身がまずよく分かっていないですし)、それでも一点強調したいのは言葉の問題。ケベック州の公用語はフランス語オンリー。カナダ=英語などという「常識」はここでは「常識」でもなんでもありません。英語は一応普通に通じます、少なくともここモントリオールでは。ただ聞くところによれば、モントリオールを出てしまうと英語の普及率が一気に下がるのだとか。実際のところはよく知りません。ケベックシティ以外に行った事無いので。

それなら一体何が問題なのかと言うと、普段の会話は基本的に英語で大丈夫でも、他の様々な場面で困惑する事が発生するのです。例えば、

①地下鉄の車内放送
②レストランのメニュー
③市役所からの通知
④交通標識
⑤毎週1回届く周辺店舗の広告
その他多数・・・

枚挙にいとまが無い程、この町ではフランス語が大活躍で、英語が(で)全く表記(放送)されていないか、若しくは表記されていても大変申し訳無さそうにされていて、それを探すのに手間が必要か、といった具合。ケベックに移民して来たのだからそれは当然でしょう、と言われても仕方ありませんし、私自身そのお言葉は甘んじて受ける所存で御座いますが、自分にできもしない事を、これからやって来られる方に言いたくはありません。ただ、こちらに来られてから困惑されるよりは、早い時点で分かってもらっておいた方がよろしいかと思いますので、こちらで強調する事にしました。

ここに挙げた中でも特に「これはちょっとなぁ」と思ってしまうのは、③と④の2点。まず③の市役所からの通知について、まさに昨日届いたのがあるのでご紹介します。

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それはゴミ収集に関する通知。

数日前、市で指定された「資源ゴミ」を出すのに使うコンテナを区役所に行ってもらって来た際、ダウンタウンでは既に使用されている生ゴミ用コンテナについて、こちらでも5月から使い始めると聞いていました。近いうちにこの件に関して案内が届くと言われていたのがつまりこれです。だけど当たり前のようにフランス語オンリー。一番最後に、小さな字で、英語バージョンは市のウェブサイトで確認できるとの案内があったので早速開いてみたところ、

この件に関する内容などこれっぽっちも無くて、他の件についても、英語サイトなのに「一部の内容についてはフランス語のみでの案内になります」と、あまり遠慮の感じられない、案内にならない案内でした。全然ダメです。

こうなったら頼れるのはGoogle Translateだけ。フランス語特有のアクセント記号無しで入力してもちゃんと翻訳してくれるスグレモノ。

Google-Translate-samasama

でも日本語ではなく英語に訳してもらいました。わざわざ英語に訳すのは、別に私が英語マスターだからなんかでは決してありません。元々単語的、文法的に近い構造を持った言語同士の方が、訳した際に違和感が少なくて済むからです。これは日本語と韓国語でも同じような事が言えるかと思います。

ついでにここで白状しますが、私は英語だってさらさらなんです。これまでに英語を使って生活した事なんてほとんどありません。マレーシアに1年間生活した際にちょこっと使ったぐらい。マレーシアの中でも中国語が普通に使える町だったので基本苦労しなかったのです。

聞こえた気がします、「それなのによく来たね(行ったね)?」と。はい。それでも今引き下がる事はしません。将来は分からないですが。でもそうならないよう、それだけの心づもりでやって来ました。それを自分から否定する事の無いように、今はチャレンジするだけです。

話は飛びましたが、続いては交通標識に関して。当然フランス語オンリーです。天晴。ただ地名ぐらいならまだいいのですが、車を運転する人であれば困惑するであろう路上駐車に関するルールを示した標識。

まず、こちらでは路上駐車は普通です。でもルールはちゃんと存在します。何曜日の何時から何時までは駐車禁止、だとか、その道に停める事を申請し、許可を得た場合に貼られるステッカーがある車に限って駐車可、などいろいろあり、特に「曜日」と、日本語と違って数字で表される事の無い「月」をフランス語で理解できずに、誤って違反でもしようものなら当然切符を切られます。フランス語が分からない、という理由が通じるとは思えません。もちろんカナダに於いては、ちょっと使い方は違いますが「心付け」だって効き目は無いでしょう(逆に問題になりそうです)、きっと。

初めから飛ばしても後が続かないので、今日はモントリオールに於けるフランス語の強烈な存在感について簡単にお話するにとどめます。困難なんてもちろんもっと沢山ありますが、フランス語の勉強も、日本語のブログも、力まずに、あくまで自然体で、続けて行くのが得策であると考えます。

それでは。

ひとつ書き忘れました。一昨日(?)日本各地では入学式、入園式があったようですね。Facebookで多くの幸せに満ちた写真を見せてもらいました。昨日行って来たこちらモントリオールの日本領事館でも、お子さんの為に教科書を受領されていた方がいらっしゃいました。春が過ぎ、夏が来て、秋になって、冬が訪れようとも、子供達がいつもあたたかく、やさしい心を持った人々に守られ、包まれていられますように。入学式、入園式を迎えられた子供達のお父さん、お母さん、おじいちゃん、おばあちゃん、みんな、おめでとう。今度こそ、それでは。

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