モントリオールからボストンへ2泊3日の旅 ~ ロブスターを喰らう

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アメリカに詳しい人でなくとも、ボストンがロブスターで有名などとはよく知られた事らしいのですが、そのボストンからそう遠くないモントリオールに住んでいながら、私は元々アメリカにはさほど興味が無かった事もあって、全くそれを知りませんでした。

今回折角行く事になったので色々と調べていたところ、ロブスターの他にはクラムチャウダーもまた有名だとの事。シーフードは決して豊富でないモントリオールから行くのですから、何としてもこの機会を逃すまいと、滞在中にどこで、どのタイミングで食べようかなどと、1人いやしく妄想を膨らませていたのでした。

その筈が、ボストンのホテルが想像を上回る高さで(→試しにチェック)、結果市内での滞在を諦めざるを得なくなり、北へおよそ50km離れ、州境を越えたニューハンプシャー州内に宿を取った事、また到着後に予定外があったために、実はこの2泊3日の間ボストンのダウンタウンに足を踏み入れるチャンスすら無かった事から、一時ロブスターはまた次回まで持ち越しかと半分気落ちしていました。

しかし実際にはロブスターの産地として名高いのはボストンなどではなく、そこから大西洋沿いに北に向かったメイン州ニューハンプシャー州であるらしいのを知り、それを機に一気にいやしさを回復して、再度ネット上で人様のオススメを検索してみたところ・・・

果たして湧くようにして出て来ました、おいしそうなロブスターが次から次へと。

こうして必要以上に生まれてしまった選択肢の中から、ふるいにかける際の基準としたのは、所在地、評判、値段、ローカル度などがありましたが、結局のところほぼ気まぐれに過ぎません。そして最終的に選んだのがこちら ↓↓

Petey’s Summertime Seafood
1323 Ocean Blvd, Rye, NH 03870
http://www.peteys.com/index.html

道を挟んだ向かい側は大西洋に面した景色の美しい場所にあります。

食べに行ったのは午後6時を過ぎたまさに夕食時とは言え、平日の火曜日であったにもかかわらず駐車場はもう既にほとんど埋まっている状態でした。その際に車のナンバープレートを拝見すると、地元のニューハンプシャーからが大半を占める中、一部アメリカ他州の車があり、カナダのナンバーは自分で運転していた1台のみ。平日に地元民の車で駐車場が埋まるというのは、レストラン経営者としても、食事をしに行く側としても、最も理想的な状況である気がします。ニューハンプシャーではロブスターを売りにするレストランなどいくらでもある中で、わざわざここを選んで行く人が多いのであればそれも尚更の事。

photo credit: The Great New England Photo Travel Tour

ロブスターは基本時価であるとの事で、お店に入るとすぐ目に映る場所にはそのお値段が案内されています。

実はロブスターを食すのは初めてでしたので、こちらでは溶かしたバターにつけて頂くという事以外には何も知らず、どこから手をつければいいのかすらも全く分からなかったのですが、そんな人が他にも大勢いらっしゃるのか、テーブルに敷かれる紙にはちゃんと写真付きで説明書きがありました。これは助かります。

そして実際にロブスターと対峙する時に使うアイテムはこんな感じでした。

肝心のロブスターは、初めて目の前にした悦びで写真を撮るだけの余裕を失い、こちらはネット上からの借用ですが、まさにこのように立派なお姿で、1人1尾でちょうどいい量に感じました。

photo credit: TravelHost

バターで食べる事に対しては、食べる前には正直違和感を覚えていました。ところが実際に試してみると思ったほどのしつこさは無く、ロブスターの旨味と絡み合って濃厚さが口に広がる感じは悪くなかったように思います。ただ、その後に何もつけずに食べてみたところ、やはり本来の味に勝るものは無いと感じたのも事実で、そのようにして頂けるのもロブスターそのものが新鮮であるからこそだと思います。今になって思い起こしてみても、まさに絶品でした。

ロブスターに加えて、小さめのサイズのクラムチャウダーと更に飲み物を別に頼み充分に満足しても、お会計はこれぐらいの範囲で収まりました(2人)。

ロブスターだけを目的とするのなら、既に選択肢が豊富なボストンから移動に時間をかけて、当たり外れすら確かではない郊外まで出かける必要があるかどうか。そんな事は完全にそれぞれの好みの問題でもあり、ここで論ずるのはあまりに不毛である気がします。

あくまで初めてロブスターを食べた、食通などではない、(おまけに少しぐらいの遠出も厭わない)一個人のコメントとしては、

「おいしかった、また是非食べに行きたい」です。

もちろん人もモノも集まるボストンだからこその洗練さもあるでしょう。私自身は今回ボストンそのものに触れる機会が無かったのでそれ以上の事も書けませんが。次回こそはその町を改めて訪れて、ロブスターに限らず、景色も雰囲気も楽しめればと思います。

それでは。

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ケベック在住のみなさま、
ボストンを紹介するロンリープラネット、
フランス語で読んでみますか?↓↓

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