ちょっとおかしなモントリオールへの行き方

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photo credit: istanbul_19.10.2012_4518 via photopin (license)

カナダでも東部に位置し既に充分遠いモントリオールですが、飛び方ひとつで更に遠くにできます。もしもあなたがそれを望むならば。こちらではちょっとおかしく、あまり為にならないモントリオールへの行き方のご案内をします。

他の人とは違う周遊旅行がしたい方や、特にケベック州への移民でランディングを予定していて、どうしてもカナダ国内の別の空港を経由したくない方には参考になるかも知れません。ただいずれも、どちらかと言えば時間に余裕がある人向きなルート設定になります。興味本位で読んでみてください。

北京経由

photo credit: Flute player in Summer Palace via photopin (license)
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昨年から唯一アジア・モントリオール間で直航便を飛ばし始めたのが中国国際航空(エアチャイナ)。北京からモントリオールを経由してキューバの首都ハバナまで行くこのフライト、2016年5月現在、火曜日、金曜日、日曜日の週3便あり、羽田、関西、名古屋から朝発のフライトで同日乗継が可能ですが、モントリオールからの帰りは月曜日、水曜日、土曜日発で、日本のいずれの都市に戻る場合にも北京で1泊する必要があります。

北京にて翌日迄乗継便を待たなくてはいけないケースで、乗継時間が6時間以上24時間未満の場合に限っては、航空会社が無料でホテルを手配します。しかしこのサービスには適用条件がありますので、詳細については中国国際航空のウェブサイトにてご確認ください。

ちなみにこの場合に航空会社によって手配可能なホテルは空港周辺にありますが、ホテル以外には何も無い場所がほとんどです。尚、日本のパスポート所持者の場合中国では15日間迄の滞在でビザが免除されますので、自腹で宿を確保すれば北京やその周辺で数日観光するスケジュールを組む事も可能です。

中国国際航空でチケットを予約する

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全行程最短所要時間:
日本発20時間30分、モントリオール発32時間

同日乗継:
羽田、関西、名古屋からの出発で往路のみ可能

乗継最短所要時間:
日本発4時間、モントリオール発15時間

疲労度:

オススメ度:

メキシコシティ経由

Tacos by Indrek Torilo
Tacos by Indrek Torilo

東京(成田)からの出発で見逃せないのがアエロメヒコ航空。メキシコシティで乗り換え、モントリオールに向かう事ができます。モントリオール観光だけが目的の方が利用されるのであれば値段的にあまりお得とは言えませんが、モントリオールにプラスでメキシコシティという2都市周遊の形での使われ方であれば話は別です。スペイン語とフランス語の世界にどっぷり浸かる事ができます。トロントやニューヨークはまた次の機会にでもどうぞ。

また、ケベックへの新移民がランディングの為のカナダ渡航で片道航空券を購入の場合、日本からモントリオールまではアエロメヒコ航空が最安値である事も多いようです。

このルートを取る場合の難点は、往路復路の双方においてメキシコシティでの乗継に12時間近くかかる事。それでも本場のホットなメキシカン料理を食せる時間ができると思えば、そう苦痛にはならない気がしますがどうでしょう?

アエロメヒコは2016年6月以降、成田・メキシコシティ線で週5便に増便する事が決まっています。

アエロメヒコ航空でチケットを予約する

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全行程最短所要時間:
日本発29時間30分、モントリオール発32時間30分

同日乗継:
往復ともに可能

乗継最短所要時間:
往復ともに約12時間

疲労度:

オススメ度:

要注意事項:
メキシコシティでは治安の悪い場所もあるので充分な注意が必要

イスタンブール経由

photo credit: istanbul_19.10.2012_4518 via photopin (license)
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ターキッシュエアラインズ(トルコ航空)を利用した逆回りです。日本から出発して数時間は、モントリオールからより遠ざかるようにして西へと飛んで行きます。しかしその先には魅惑のイスタンブールが。

往復での購入については、日本(成田、関西)からイスタンブール経由モントリオール行きという単純往復でもいいのですが、実は別にオススメしたいルート設定の仕方があります。それが、

(往路)*香港 – イスタンブール – モントリオール
(復路)モントリオール – イスタンブール – 日本

*往路の日本・香港間は別途他社便で片道航空券を購入

注:ターキッシュエアラインズは2017年1月に関西から撤退しました。

ターキッシュエアラインズの香港発便は普段からかなり安く出ていて、日本発着の単純往復と比較した際に5万円近い差が出る事もしばしば。そこで上記のようなルート取りをし、別途香港までの片道チケットを買ってもまだお釣りが来ます。もちろんイスタンブールでの滞在を挟む事も可能で、その気になればイスタンブールとモントリオールだけでなく、おまけに香港までもを1度に楽しめてしまう、ある意味贅沢な時間の使い方です。片道での購入の場合も、香港発モントリオール行きでは最安値を出している事が多いです。

このルートを取る場合のデメリットは、往路復路どちらでも、イスタンブールで10時間弱の乗継の為に待たないといけない点。エコノミークラスの利用で、乗継時間が10時間を超える場合には、ターキッシュエアラインズでは乗客に無料でホテルを手配していますが、イスタンブールまで直行便を利用した場合、成田発、関西発、香港発を問わず、その後モントリオール行までは9時間半程度の乗継時間に設定されているので、7時間を超える乗継でホテルの利用が可能なビジネスクラスの利用でないと、原則としてこの恩恵を受ける事はできません。

しかし、無料の市内ツアーが毎日催行されており、到着便、出発便ともにターキッシュエアラインズを利用し、乗継時間が6時間以上(24時間未満)あれば誰でも参加できます。イスタンブールの有名観光地を、交通費、入場料、食事代の全て無料で見て回るチャンスです。

ターキッシュエアラインでチケットを予約する

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全行程最短所要時間:
日本発、モントリオール発ともに32時間程度

同日乗継:
往復ともに可能

乗継最短所要時間:
往復ともに10時間弱

疲労度:

オススメ度:

要注意事項:
政治的情勢により突発的事件もあり、人通りの多い場所などでは注意が必要

ドーハ経由

photo credit: A Recap Of Our Next Three Days In Qatar! via photopin (license)
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東京は羽田と成田から、ドーハでのスムーズな乗継でモントリオールまで連れて行ってくれるのは、ここ数年で一気に注目度を増したカタール航空。スムーズとは言え、ターキッシュエアラインズ同様に西回りなので時間はかかります。それでもそのデメリットを補って余りあるのがサービスの質。カタール航空は、航空サービスリサーチ会社として有名なスカイトラックスで5つ星の評価を受けた7社のうちの1社で、2015年には同社の「ワールド・エアライン・アワード」で3年振りに第1位に返り咲いたばかりです(過去5年間、1位か2位の評価しか受けていません)。

カタール航空を利用してモントリオール飛ぶ場合、前述のアエロメヒコやターキッシュとは違い、少なくとも往路での乗継時間が許せる範囲内で(最短で2時間弱)あるのは強みです。ただ東回りと比較した際に、費用が高く、時間もかかるこのルートをわざわざ使うだけの理由をドーハが与えてくれるのかは正直微妙なところ。特にガイドブックなどでイスタンブールと比べてしまうとその差は歴然です。同じ中東のエミレーツ航空が利用できるのならば、乗継地であるドバイで観光やショッピングもいいかも知れませんが、トロントまでは飛んでいてもモントリオール便はありません。

こちらでも無料でホテルの手配が可能で、条件はターキッシュよりもやさしい8時間以上の乗継。またドーハ市内観光も、乗継に必要な時間が5時間以上、12時間未満の乗客は無料で参加できます(詳細はこちらから)。

カタール航空でチケットを予約する

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全行程最短所要時間:
日本発27時間、モントリオール発32時間

同日乗継:
往復ともに可能

乗継最短所要時間:
日本発で2時間、逆ルートは10時間弱

疲労度:

オススメ度:



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