夏のモントリオールはイベントづくし

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「欧米」という言葉で括られる国にある町での生活はここが初めて。そしてこの町で夏を迎えるのもまた初めて。そんな移民1年生ですから目に映る全てがとても新鮮。

6月末に香港から戻って来た時には既に始まっていたジャズフェスティバル。何も知らない私はてっきり大きな会場で開催されて、チケットを買わないと入れないものだと思っていました。それが町のど真ん中で屋外ステージを設置してやっているじゃないですか。おまけにその大半が無料で楽しめてしまうというのに更に驚かされました。

香港や中国であったなら、それを見て「なんと太っ腹!」と思うところです。もちろん日本でも同じ事が言えるでしょう。なのに最近では、それこそがこの町のスタイルなのだと感じるようになって来てしまったから怖いものです。人は贅沢にはすぐにでも慣れてしまうのでしょうね。でも実際にモントリオールでは、ジャズフェスティバルのみならず、他にも数多くのイベントが町の至る所で開催されていて、自然に「楽しむ」という事が生活の中の一部として捉えられて来るような雰囲気に溢れている気がします。

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ウチから歩いて1分程の場所にある地下鉄の駅「De l’Église」。その交差点にはこの季節誰でも弾けるようにピアノが設置されています。買い物に出かけたりする時にそこでピアノを弾いている人を見かける事もしばしばあって、その度に足を止めて素敵なパフォーマンスに聞き惚れてしまいます。ごくごく小規模ですが、そのピアノを使っての屋外コンサートが開催される事もあり、前回も聞きに行きましたし、次回8月12日に行われるのも今からとても楽しみです。

その他各イベントに関する情報は観光局(Tourisme Montréal)のサイトでも確認できます。実際にはそれぞれのイベントについて町中で大々的に宣伝しているという訳でもないですし、宣伝はあってもほぼフランス語オンリーになりますので、見逃したくなければ是非こちらをご参考ください。

さて、始めに「欧米」で括られる場所、と書いたのですが、今この町に溢れている雰囲気にしても、それこそいかにも「欧米らしい」という言われ方がされそうなものなのではないでしょうか。果たして欧米であればどこもかしこもこんな雰囲気を持っているのか、事実は分かりませんけれど、恐らくはそうではないだろうとも同時に想像します。こんなに多くのイベントに恵まれたモントリオールだからこそ、そんなミーハー感覚が残っているうちこそ気がつける事もあるのでしょうから、来たと思ったらあっという間に過ぎ去ってしまうと言われるこの町の夏を、今のうちに沢山歩き、沢山発見したいと思います。


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